::ラパン・ザ・サード?アレッ 2009/8/12

作りかけのFiat 500Fですが、何処か、しっくりこないので、”うさぎ”じゃなくて、ルパンと次元を乗っけてみました。ルパンが乗ってれば、フィアット500に、見えるかもしれない事を期待した訳で・・・



My Fiat500&ルパン・次元

ルパンと次元の頭部を適当につくり、ポーズ付けは、箱組みの体という、Sガンダムでも用いた手法です。後で、詳細なパーツに置き換えますが、ポーズ付けには充分です。このブログを長く見ている人は、ご存知ですが、私は、キャラ物が苦手で、似たためしがない。今回も、アニメ独特の口が、問題でした。右は閉じて、左が開いたような、左右非対称の口。非対称で作ると、ある一定の方向からしか、正しい形状に見えないので、3Dの意味が無い、そこで、何処から見ても、ルパンらしく、次元らしく見えるように気をつけたんですが・・・見ている人の評価に委ねます。


My 次元&コルト・パイソン

ルパンの口元は、ウサギのように丸くなるように、次元は、歯をくいしばりながらも口元が緩むように作りました。二人とも、これから危険な場面に飛び込もうとしているのに、そのスリル感を楽しむような表情になったかなと思っています。
次元の持つ銃は、S&W M19でもS&W M27でもなく、コルト パイソンにしてみました。

このフィアット500は、スーパー・チャージャー付で、100馬力という設定だそうです。そこで、どうしたら、100馬力を出せるか考えながら、エンジンも組んでみました。


My Fiat500エンジン+スーパー・チャージャー

元々のエンジンは、強制空冷式 排気量500ccの2気筒で、OHVのエンジンです。出力は14〜17馬力くらいで、スポーツ・モデルでも24馬力が最高のエンジンです。マフラーは、右出しが本来の姿ですが、アニメでは、左出しになっています。
エンジン形式を変える事無く、チューンするために、作例では、幾つかの追加設定を、しました。
排気量は、限界までボア・アップして、650ccになっている。キャブはデロルト製ツイン・キャブに変更。これで、なんとかチューンして、50馬力を目指す。この後、圧縮比を下げて、30馬力まで、デチューンします。これで、スーパー・チャージャーをオフの状態でも、割とキビキビ走るでしょう。フィアット500のエンジン・ルームは、右側の空間があいているので、そこに、スーパー・チャージャーを付け、排気管は、左方向に迂回させます。右に付いたスーパー・チャージャーから、左のインテークまでの間に、インターク−ラーを付けます。キャブは、スーパー・チャージャー専用にさらに2つのキャブが追加されます。インテーク・マニホールドは、4キャブ用になっていますが、バタフライ型の弁で、加圧時と、ノーマル吸気時で、キャブ及び吸気ルートを変えるようになっています。さて、これで、加給圧を昔ふうに1kかけると、75馬力くらいは出せるかもしれません。100馬力を確保するには、650ccツインの2サイクル、リード・バルブ式に、スーパー・チャージャーなら可能かも知れません。

それから、スーパー・チャージャー始動時に、せり出してくるエア・ダクトですが、大き過ぎます。ハッタリでしょうか? ここは、右の2スリット分は、インター・ク−ラー用のダクト、左の2スリット分は、オイル・ク−ラー用で、吸気ダクトは、真中の2スリット分という事にしました。インター・ク−ラーとオイル・ク−ラー用の吸気は、元々付いている強制空冷ファンが行っています。


My Fiat500内装

最後に、内装は白ベース、シートは、白と赤のツートンにしました。それから、山盛りの吸殻は、まだ、作ってません。