::Aero L-59 Super Albatros

L-59 スーパーアルバトロスは、1990年代後半に、チェコで、改修された練習機です。ベースとなったのは、1970年代にチェコスロヴァキアで開発された、L-39 アルバトロスです。当時のワルシャワ条約機構加盟国の練習機として使われていました。L-59は、L-39の機体強度の改善や、ロングノーズ化、コックピットの近代化、より強力なエンジンへの換装が行われたようです。全長12.2m、空虚重量4トン、単発のエンジン推力2.2トンといった構成です。




My L-59 Super Albatros

ベースとなった機体が、1960年代に開発された機体であり、最高速度が時速700kmクラスの機体のため、テーパー翼であり、翼の先端に固定増槽を持つデザインは、古さを感じさせるものです。ワルシャワ条約機構で、使われた練習機なので、インテークは、翼の上にあり、離着陸時の異物吸入によるエンジン損傷を回避する配置は、先に紹介したMiG-ATと同じです。テーパー翼というのも共通点です。

My MiG-AT

翼の形状を除いた、全体の雰囲気は、アメリカ軍のA-4艦上攻撃機に似ています。

My A-4