::彼女達はお留守番


*MAPP1 9mmとThunder380 380ACPと専用ツール(キーボルダー付き)

日本に行く時は、彼女達を置いていく事になる。日本では、実銃の部品の持込でも罪になるし、実弾の持ち込みも罪になる。旅行カバンの中に実弾が紛れていないか、確認しないといけないかも・・・

管理者不在の状況で銃器を安全に保管する方法だが、部屋に鍵をかけ、銃ケースに鍵をかけ、当然、実弾も別の安全な場所に保管する必要がある。もし可能ならば、銃自体が作動できないようにしておく事も有効だ。

ベルサ サンダー380には、トリガーをロックする安全機構がある。このロックには、レバー等は付いていないので、専用のキーというかツールでオンオフが必要だ。上の画像の一番下にあるベルサ製キーボルダーについている棒状のツールがそれである。この安全機構は、盗難後の悪用対策ではなく、保管時の誤作動/誤操作による暴発を防ぐためのものなので、キーではなくても簡単に調達出来ない専用ツールであれば良いという考えかただろう。

*ツールの差込口(手では回せません)

こう言った銃の内部機構をロックできる機構が銃に付き始めたのは、多分、カリフォルニア州の法律がそれを要求しているからだろう。
Tanfoglio MAPP1には、そのようなロック機構はないので、カリフォルニア州で販売される時には自転車用のループ状のワイヤー・ロックみたいのがケースに入っているはずだ。スライドをオープンし、マガジンを抜き、マガジン挿入口からワイヤー・ロックを通して保管しろと言うことだ。しかし、保管時は安全だろうが、長期間その状態で保管すると、リコイル用スプリングが弱くなり、実際に使用する際に問題が起きるような気がするのだが・・・
その場合は、分解してリコイル用スプリングを外しておいた方がいいかもしれない。

*キーホルダーの裏面はアルゼンチンの国旗を模しているようだ。

ここフィリピンの法律では、そこまで細かな指示はないので(?)彼女達のスライドをホールド・オープンしておく必要もないし、貞操帯に鍵をかける必要もない。

しかし、外国で自分の銃を保管しているという証(?)として、キーホルダー付き専用ツールは、日本に持っていこうかと考えている。なんか、外国に自分専用の銃を保管しているなんて、国本圭一氏みたくて、ちょっと格好いいかも(例えが古すぎでしょうか?)。

今回の日本行きは少し長期になるかもしれないが、子供と一緒ではないので、少しは記事が上げられるかもしれない。

「特集」として、海外に自分専用の銃を保管し、その銃で射撃練習をしたり、ガン・スミスに依頼して自分流カスタム・ガンを作る方法など(ただしフィリピンで、であるが)を記事として上げていこうかと思っている。勿論、3D記事も上げられるだろう。