::22LR

アメリカでは弾薬の供給不足により、メジャーな9mm、40S&W、45ACP等が異常に値上がりしたため、供給が安定しており安価な22LRの銃が人気急上昇とか・・

前回、MetroArmsのコマンダーを紹介しましたが、今回は22口径候補を紹介します。でも、実際に購入するのは日本への一時帰国後になりますが、今回の一時帰国期間は最長6ヶ月になるかも・・・

ここフィリピンで販売されている22口径の銃は、


PhoenixArms HP22
いつもの銃砲店に最近入ってきたべレッタ・ポケット・ピストルのコピー?
CZ92の代わりのようです。銃身がポップ・アップして、装填、排莢が可能です。銃身上のベンチレーション孔は単なる飾りでしょう。スライド形状からミニ・イーグルとして売りたいのかも・・・



Walther P22
P99を75%縮小したモデルです。ハンマー式です。22口径の候補は、ほぼこれに決まりかけていたのですが、とある理由からちょっと躊躇しています。
この銃は、銃身を交換できるようになっています。日本のエアガンのように、アウター・バレルとインナー・バレルに分かれており、マズル部分が固定用ネジになっています。そのため、マズル部品を交換すると、簡単にサイレンサーを装着できるようになります。

*画像は、サイレンサー取り付け用ネジ保護用のカバー付き

ブロスナン007はP99を使っていましたが、原作では、PPKさえ大きくていやだと言った007です。このP22のサイズなら007に似合うかも。さらにサイレンサーの良く似合う銃でもあります。威力が不足なら32口径化してP32とか38口径化してP38(あれ?)とかにしても良いかも。


長物は、

Walther G22
ポリマーフレームのライフルです。プルバップ・スタイルで、銃庄部分に機関部があります。マガジンが2本入るので、私も、最初に見たときに驚きましたが、後ろのマガジンは予備マガジンです。スコープやフォアハンドルは付いていません。マガジンには10発装填できます。値段は8万円くらいだったと思います。




Norinco JW-21
最近、P22より気になっているのは、このライフルです。写真の銃は、壊れている訳ではありません。ネジ一本で、分解できます。小型のライフル・ケースに保管できるのが良いです。チューブ・マガジン内には15発の22LRを装填できます。私が子供の頃は西部劇が多かったので、このレバー・アクションには惹かれます。同様にSAAも好きです。最近は西部劇もほとんど無く、最近有名なカウボーイと言えば、トイ・ストーリーのウッディくらいでしょうか?


さて最後に、P22を思い留まった、とある理由とは・・・



この画像、チャンバーが良く見えます。その理由は、スライドが破損しているからです。実はP22のスライドは、亜鉛合金の鋳造で出来ているのです、知っていましたか?

鋳造の亜鉛合金と言えば、金属製モデルガンに使用されているものと同じです。アメリカ産の小口径ガンにも亜鉛合金の銃はありますが、ほとんどジャンク・ガンと言う扱いです。もっとも、22LRのパワーでは、亜鉛合金で十分な強度があるからワルサー社は採用したのでしょうが、アメリカには規格を外れたばかげた弾薬が沢山あります。多分この銃は22LRに規定以上の火薬を入れたマグナム・ロード(22マグナム弾とは別物)を使用したのでしょう。

私は自分の銃は撃たない主義(借りた銃ならバンバン撃つが)なので、問題はないし、増してオーバー・ロード弾等は使用しないのですが、さすがに「亜鉛合金はねえ〜」と思ってしまいます。