::::VF-25 EX-ギア

民間軍事プロバイダーSMSのパイロット・スーツも、ヘルメットも、独自のものであるのでVF-25に、これまで使ってきた統合軍のパイロットモデルは、合いません。そこでヘルメットだけでなく全身を作ってみました。

My パイロット・スーツ&ヘルメット for SMS

さらに、VF-25の操縦系は、EX-ギアと呼ばれる外骨格式パワードスーツに、組み込まれているし、射出シートの機能もEX-ギアに組み込まれているので、EX-ギアを作らないと、VF-25パイロットを乗せることもできません。よって、パイロットに装着されたEX-ギアを作り、変形させて、VF-25に組み込む必要があります。EX-ギアの構造の詳細は、装着時の画像から、ある程度判断できましたが、細かな部分や、見えない部分は、美星学園のパイロット養成コースで、ルカが愛用しているパワード・スーツ サムソンを参考に作りました。

My EX-ギア

EX-ギアには、脱出した後、自力で飛行できる飛行ユニットも付いています。だだし、飛行ユニットとセンサー・ユニット(飛行ユニットの上に乗っているもの)は、取り外し可能です。各種情報収集する場合は、センサーユニットが、回転前進し、ヘルメットの上に被さります。キャノピー粉砕用出っ張りの付いたヘッドレストは、本体側に装備され、邪魔な時は、背中のガイドレールを使い、腰位置まで下げる事も可能なようです。装甲については、重量との関係で、貧弱です。胸部、肩、手足の一部は、カバーされていますが、腰回りの装甲は無いに等しいです。パワーが切れた状態で、アルトが、動かせるのだから、70〜80kgくらいでしょうか?

で、EX-ギアを着たまま操縦するのかといえば、そうでなく強化装甲ユニットは、ほとんど解除され、通常のパイロット・スーツにヘルメットといった格好で、搭乗し、操縦します。多分、設定画はあるのでしょうが、当然手元には無いので、勝手に、変形させ、かつ、コンパクトにしてみました。通常パイロットと射出シートが、専有するサイズより前方に30cmくらい広いだけの範囲に、全てが含まれる(もちろん翼も含む)ようにしました。


My EX-ギア射出シートモード?+パイロット

EX-ギアの足も、大きく後退させ、上げています。全高を低くするためですね。翼を前側に持ってきているのも同じ理由です。脚部装甲の前カバーを垂直に立てているのもスペース効率を上げるためです。VF-25も、バトロイド時に、パイロットが90度前方に回転するのでしょうから、EX-ギアをコンパクトにしないと、いくら巨大な胴体でも、問題があります。おしりの下に出ているのは、VF-25側に装備された射出ユニットと、簡易シートです。それ以外にも、EX-ギアを固定するアームが、装備されています。


EX-ギアの存在理由ですが、私はこう考えました。
1)巨大な携行武器
ガトリング・ガンが、標準装備のようです。あのような大きな武器を扱うためには、外骨格式パワードスーツでも、装着しないと、無理があります。

2)飛行ユニット
スーパーマンや、鉄腕アトムのように、綺麗な格好で、飛行するには、非常に体力がいります。足をダランと下げた状態で飛行するのは、空気抵抗になるだけです。ましてや、女の子を抱えて飛行するには、パワードスーツが、必要です。

3)遠隔操作が、したい・・・
鉄人28号のようなリモコンや、007のようなNokia携帯を使った操縦が、航空機で可能かと言えばまず無理でしょう(飛行機のラジコンを使い慣れた人ならできるでしょうが、パイロットは通常両手足を使って操縦しているので)。航空機形態なら、両手両足を使う操縦系で、操作できますし、バトロイド、ガウォーク形態なら、パイロットの体の動きをトレースする方法もできるでしょう。ですが、パイロットの体に、センサーやら、スロットル、ペダルを付けるのは、格好悪いです。「それならば、操縦系を含んだパワードスーツに」となったのでしょう。最終話で、アルトが、イサムみたいに、EX-ギアのマニピュレーターを、飛行機の形にして、操縦してましたが機体と自分が向かい合わせの場合、左右逆転するので自分の手をモデルにして、操縦するのも、場合によっては有効なのでしょう。だた、親指と小指を下に曲げてガウォークに変形させたのは笑いましたが・・・

物語の終盤に、SMSを離れたアルトやルカが乗っていたVF-171にも、EX-ギアは、装着されているようです。EX-ギアは、機種に依存しないものなのでしょう。さらに、美星学園のパイロット養成コースで、使用されているパワード・スーツも、VF-25に接続でき、操縦も可能できた事から、ずいぶん前から一般的な装備になっているのだと思います。