::川崎 T-4(中等練習機)改

川崎T-4は、中等練習機として作られた。海外では、練習機といっても、有事の際には、武装して出撃することも考慮されている。今回は、多少の機体改修で、T-4だって、戦闘機の仲間入りという話です。

T-4は、練習機ということで、低速から亜音速まで、非常に安定した性能を持っているそうです。練習機なので、当たり前です。しかし、機体自体の機動性が劣っているのではなく、操舵系にリミッターが、施されているだけのようで、このリミッターを解除した、機体をブルーインパルスが、使用しています。

全長は12m、空虚重量は、3.7トンという非常に、小柄な機体です。エンジンは、アフターバーナー無しの小型のターボファンジェットF3を2つ装備し、総推力は3.3トン。これでは、充分な機動力とはいえません。エンジン出力がもう少しあればとか、アフターバーナーがついていればとか、考えてしまいます。実はF3エンジンには、発展型の試作エンジンXF3-400というエンジンがあるようで、ドライ推力も、2基で4.2トン、アフターバーナー時には、2基で6.8トンらしいです。これなら、F-16ドッグファイトも可能かもしれませんね。しかし、さらに問題はあります。練習機という事で、武装がまったく無いのです、機銃すらありません。機銃は翼下に、ガンポッドを2門、さらに、増槽上に、サイドワインダーを計4つ付ければ何とか戦闘に参加できると思います。

機体の延命処置をする際に、エンジン換装、翼下パイロンの追加、アビオニクスの換装すれば、純国産戦闘機が、誕生します。

My川崎T-4中等練習機改め戦闘機



機体色は、チーム:レッドドルフィンのカラーです。練習機なので、地上からよく見えるように、この配色になったようです。

この機体がどれ位小さいのかは、比較画像で確認してください。
上からF-4G,F-15、A-4、川崎T-4です。