::Piaggio P180 Avanti

My VF-25を作ろう講座 第2回目希望のコメントがあったので、遅くなった理由を書いたのだが、言葉足らずで、現代戦闘機を30機作ったのだが、現代航空機を作ったと書いてしまった。

それに対し、現代航空機には、良い機体があると、Piaggio P180 Avantiを教えて頂いた。

さっそくネットで、調べると、確かに格好いい。優美な曲線のボディ、前部にカナード、後部にグライダーのような細長い翼、後ろ向きの双発のプロペラ、まるで、日本の震電の現代版のようだった。

My Piaggio P180 Avanti その1

My 震電
My VF-25を作ろう講座 第2回を書いている途中だったのだが、誘惑に負けて、資料集め、テンプレート作り、機体作りと、総工数 3時間で、作ってしまった。

優美な曲線のボディを、12角形で、作ったので、あちこちに歪みが出てしまった。窓がなければ12角形で、充分だったのだが・・

My Piaggio P180 Avanti その2
で、この航空機は、カナードが付いていると言ったが、通常のカナードとは、異なっているようだ。

My Piaggio P180 Avanti その3
主翼・エンジンを、胴体後部に持っていくため(騒音対策だろう)に、揚力が後部に集中する、それを補うための副翼を設け、機体前部に揚力を発生させているのだろう。さらに水平尾翼もあり、揚力を分散させているみたいだ。

副翼、主翼、尾翼伴に、胴体サイズに比べて、著しく面積が小さい。翼面積の小ささは、空気抵抗が低い機体であると言う事だ。よって、プッシュ方式のターボプロップにより、時速700km以上で、飛行できるらしい。震電が、求めていた機能を実現させたようだ。ターボファンジェットでなく、ターボプロップエンジンを搭載したのも正解である。ジェットエンジンを積むと、どうしても離陸に要する距離が、長くなるが、プロペラ方式なら、短い滑走路で、十分に離着陸が、可能だからだ。

My Piaggio P180 Avanti その4
しかし、イタリアン・デザイン&クラフトマンシップが、良く判る機体だ。
着陸時の前照灯は、前脚についているのが普通?だが、この機体は、リトラクタブルで、2灯が、出てくる方式だ。フェラーリのようだ。実際フェラーリの息子が再生した会社なので、当然と言えば当然である。

サイズは、実はF-16並の14m超、太って見えるが、キャビン高が、175cmくらいで、ぎりぎりのサイズ、大人が歩き回るには、ちとつらいが、キャンピングカー位の居住性かな?ミニバン等よりは、すっと快適だろう。1,000km位の移動を、2時間弱で移動する目的の航空機なので、それで充分だと思う。

この機体は、民間航空機なのだが、調べると、一番のお得意様は、イタリア軍みたいです。
軍のお偉方は、これで移動しているのでしょう。

最後に、My VF-25を作ろう講座は、このため、少しご猶予を・・・