::似たもの同士・・・

F-22、YF-23と作ったので、近代戦闘機とVFの比較をしようかと・・・
13機作るのに、10日もかかってしまった。

最初はやはりF-14トムキャット、VF-1のデザイン・ベースとなった可変後退翼の戦闘機。
マクロス・ゼロでは、シンが、最初に乗っていた戦闘機です。
黒、黄色の塗装、どくろマークも、こちらが最初。

My F-14トムキャット

My VF-1

次はVF-4のデザインベースとなったと勝手に思っているYF-12。
三胴式で、内側に斜めに傾斜した垂直尾翼、翼の後部の処理とかがVF-4に似ていると思うのですが・・

My YF-12

My VF-4

艦上搭載機で、海の中も航行できるVFといえば、VA-3のみですが、これは、同じく艦上搭載機として使われた、A-6爆撃機に良く似ています。

My A-6

My VA-3

VF-11は、大型のカナードが、付いた機体ですが、これは、ロシアのスホーイSu-37に似ています。
VF-9、VF-11あたりから、エンジンが機体上部にせり出すデザインに変わってきましたが、剥き出しのエンジンが上部に露出するスホーイの影響かなと思われます。

My Su-37

My VF-11

ステルスと言えば、VF-17ですが、デルタ形状と角張ったデザインがF-117に激似?
全体が、角張っているのは、ステルス機の特徴ではなく、レーダー波の反射シミュレーションを、簡単にするためです。コンピューターの処理能力が、不足していたので、曲面の反射シミュレーションが、出来なかった時代の産物。

My F-117

My VF-17

前進翼と言えば、VF-9、VF-19で、この2つの機体は良く似ています。だだし、VF-9はGG社の製品、VF-19は、新星の製品です。新星がデザイン盗用したのか?
さて、前進翼カナードといえば、ロシアのスホーイ47。ステルス効果を狙ったのか、機体が薄く作られています。

My Su-47

My VF-9

My VF-19

さて、ここで、少し、脱線。
カナード付きのVF-9,VF-11,VF-19など、ロシアのスホーイと比較しましたが、もっと似ている機体がありました。それは、純国産戦闘機SF-XFS-X(ご指摘があったので、訂正)計画の初期段階に考えられていた戦闘機の構想図です。
ただし、この計画は、アメリカからの横槍で、F-16OEM生産(一部デザイン変更)に変わってしまいましたが・・・

My SF-XFS-X(ご指摘があったので、訂正)
では、国産の戦闘機で、カナード付きのものは、存在しないのかというと、ありました。
第二次世界大戦の終り頃に、試作機として作られた「震電」です。これは、高高度を、高速で飛行するB-29を迎撃するために、作られた戦闘機です。機体後部にエンジン、コックピットには、酸素ボンベが搭載されていたそうです。時速700kmを達成するための機体デザインだそうです。

My 震電 その1

My 震電 その2


YF-21(VF-22)に、似ているのは、YF-23(前にも紹介しました)です。
機首の形状、上部にせり出したエンジン、機体下部のデザインなど、YF-21に受け継がれています。

My YF-23

My YF-21

最後は、VF-24、VF-25、VF-27といった最新VFのデザインですが、ストレーキが、特徴の機体といえば、最初にストレーキを装備した、F-5(TigerII)です。ただし、翼がエンジンに付いているのでストレーキが、目立ちませんね。

My F-5

次は、F-5の後継機であるホーネットです。

My F-18Cホーネット

ホーネットは、アメリカ機で、一番好きな戦闘機。強敵のF-16があったので、コンペに敗れ続けたが、双発だったことから海軍に拾われた。海の上を飛ぶから、片方のエンジントラブルでも飛べることが幸いした。


My F-16Eスーパーホーネット

アメリカ的発想の産物?ホーネットを、幅、長さを1.5mくらい大きくした機体。
燃料を、増量したかったのか、ペイロードを、増やしたかったのか、わからないが、ホーネットの優美な曲線が、犠牲に・・・

最後に、本命は、ロシアのスホーイ27これは、美しい形状と、エンジン剥き出しの、荒々しさの2面性をもった機体です。全戦闘機の中で、一番好きな機体です。

My Su-27