::謎の可変戦闘機 その3

謎の可変戦闘機で、まだまだ、引っ張ります。

謎の内が、花で、設定とかが、はっきりしてしまう前に、あれこれ想像したり、変形方法等、考察するのが楽しいです。

今回は、頭の横の変わった形状の部品についてです。機体表面を、フラットにするための空力部品にしては、形状が、複雑すぎます。

こんなに複雑ではないですが、この様なパーツを、作った記憶があります。

そう、それは、SV−51の頭部に付いていた、ストレークの後端部分です。

この部分の、再現であろうと思い、こんな風にしてみました。

VF−25より大き目で、長いSV−51のストレークを、謎の可変戦闘機のテイストに加えてみました。よりSV−51似になったと思います。

名前は、わかりませんが、機首部分に、フィンを付けました。また、ロシア製の航空機の特徴でもある、新円で、真っ直ぐなノーズコーンに変えました。

さて、次は伏線、ストーリー展開予想です。

謎の可変戦闘機というのは、出所が、はっきりしないし、どこの所属か解らないところにあり、かつSV−51と言う50年前の機体に似ていることが、その存在自体を、謎にしているわけですが、ネットでは、VF−27ではないか、それもGG社の製品という噂がありました。

でも、VF−27は、ありえない。VF−27という正式コードを持っているなら、新統合軍は、その存在を認識しているはずです。

YF−27(26)なら、試作機で、トップシークレット扱いと言う事も、考えられます。

これは、YF−19とYF−21の連番2つ違いから予測して、VF−25だからVF−27と想像したのでしょうが、

GG(ジェネラル・ギャラクシー)社製という噂もあり、大企業、立案のギャラクシー船団のスポンサーはGG社であるという噂もありました。

GG社といえば、変わったVF作りで、有名で、奇抜すぎて、軍への採用実績も少ないメーカーです。

VF−9,VF−14,VF−17,VF−22は、GG社のアルガス(ゼントラーディ出身の設計者)の作った機体ですが、変形方法が、変わっており、バトロイドは、パワードスーツのような奇怪な形状、高コストで、有名です。
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My VF−9&バトロイド
主翼を、複雑に曲げて、胸部カバー、コックピット・カバーになります。



My YF−21&バトロイド
長く、大きい足が、機体内に完全収納されます。もちろん、このCGでも、完全内蔵です。
VF−14は、作っていませんので、画像なしです。
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コストを考えないので、その性能は、抜群ですが、正式採用には、不向きな機体が、多く、特殊作戦用に、少数配備が、多いです。

片や、VF−1、VF−4、VF−11、VF−19と、軍に大量配備される機体は、新星インダストリーの独断場な、状態です。
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My VF−1&バトロイド


My VF−4&バトロイド(バトロイドは、My 変形版です。)
設定画のバトロイドが、あまりにも、弱そうだったので・・・



My VF−11&バトロイド(バトロイドは、My 変形版です。)
S仕様(隊長機)が、あったらと・・・
大きなカナード翼は、コックピット・カバーに、してみました。



My VF−19&バトロイド(バトロイドは、My 変形版です。)
変形方法が異なります。腹部に、サスペンションあり???
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で、フロンティアでは、VF−171が、主力戦闘機として、大量配備されているようですが、高コストのVF−17を、大量配備するのには、何か裏がありそうです。

VF−171ですが、GG社製というより、新星インダストリー風な、味付けが施されているようにも見えます。

VF−171大量配備の裏には、軍との特約が、ありそうです。

開発元は、GG社ですが、大量配備を、こなした経験もないし、それらのメンテも同じ、コスト低減のノウハウもないので、「VF−171を、大量配備する契約が、決まった場合、その主契約者は、新星インダストリーとし、GG社は、製造比率40%の下請けになる」というものです。

これは、現実のアメリカ軍には、よくある話で、素晴らしい飛行機を、設計/試作したが、生産は、他のメーカーに取られてしまった。

しかし、大量配備という実績が欲しかったので、泣く泣く契約したというものです。

さて、次は、GG社とSV−51の関係についての考察です。

SV−51は、異星人のオーバー・テクノロジーを、採用した、世界発のVFです。

SV−51を作ったのは、反統合軍で、異星人のオーバー・テクノロジーは、統合軍側のOTEC社により、調査/究明/製造/応用が、管理されていました。

では、反統合軍は、どうやって、オーバー・テクノロジーを入手したのか?

これは、現実の社会にも、よくある事ですが、OTEC社内にも、反統合軍思想の持ち主は、いるということです。

その人、またはグループから、技術供与を受けるわけで、ある意味、OTEC製とも言えるわけです。

で、このOTEC社ですが、後に、航空機部門が、他社と合併されてGG社と、名前を変えるわけです。

OTECのその他の部門は、そのままですから、OTEC系列のGG社というわけです。

一方、エンジン供給メーカーの1つである新中州重工も、航空機部門があり、それが、他社と合併されて新星インダストリーになります。

新中州重工は、新星インダストリーや、GG社にエンジンを供給しますし、本業の重工業のほうでは、マクロス船団とかの製造で、儲かっているはずですし、OTECが得意な、フォールド航行の分野や、重力制御分野でも進出しています。

しかし、儲け主義の新中州重工にくらべ、OTEC社は、どちらかと言うと、研究者集団ですから、商売(軍への売り込み)では、まったく、歯が立たない状態と、想像できます。

正式な、記述はありませんが、マクロスコンツェルンは、新中州重工母体であるとも考えられます。

武器/兵器の輸出を、禁じられていた、日系企業ですが、マクロスが、落ちてきたことで、日本の役割も変わり、軍事産業へ、ばりばり進出していった訳ですから、日本人の商魂全開といったところでしょうか。

基礎研究の欧米と、応用技術の日本といった関係は、OTEC vs 新中州重工 の縮図ともとれます。


次は、なぜSV−51似の謎の可変戦闘機が、敵対行動をとるのか?

ネットでは、ギャラクシー船団が、クーデターを起こしたという説がありまして、邪魔な新統合軍の護衛艦排除のため、バジュラに襲わせたが、旗艦ギャラクシーは、実はぴんぴんしている・・・・

そこでも、マネージャーのグレースは、スパイ説が、有力でした。

OTEC=GG社は、新技術を推進する派ですが、統合軍は、保守的で、規制派です。

反乱を起こして、一気にプロト・カルチャー=自滅の道を、突き進みたいのがOTEC=GG社でしょうから、上記の説もありえないものではありません。

しかし 反乱は、ありえますが、GG社とバジュラが、仲間というのはどうも・・・

で、やはり、何故、謎の可変戦闘機が、SV−51似なのかに、戻るのですが。

SV−51というと、2つの事項が、浮かびあがります。

1.反統合軍と、統合戦争

2.鳥の人=プロトカルチャーが用意した、守護者 兼、裁定者(ナウシカの時の巨神兵オーマみたいな)

ですね。

SV−51を出してくるのは、統合戦争の象徴と思えます。

異星人からの一方的な攻撃に、対抗するために、人類が、一丸となって応戦している間は、問題ないですが、異星人からの脅威が、なくなると、とたんに、人類同士で、不平不満がおこり、利権の問題等で、対立、戦争するのは、目に見えています。

統合戦争当時は、異星人の脅威はまだなく、異星人の恩恵(マクロスのこと)が産む、利権争いが、原因でしたから。

新統合軍の弱体化=平和ということですから、そんな時代は、内部に問題が、生じるわけです。

これに、バジュラ==鳥の人系?? が、どう、からんでくるのか楽しみと思っていたら、10話は、マヤン島の、お話し、「レジェンド オブ ゼロ」だそうです。

OVAのマクロス・ゼロの、販宣?、伏線の解明?・・・楽しみです。

場所は、船団内のマヤン島記念パーク(統合戦争記念パーク)??でしょうから、その空を、VF−25、謎の戦闘機に、飛び回って欲しいです。