::縁起物??

2009年最初の3DCGは、ぶたねこ「にゃんこ先生」だ。「続 夏目友人帳」に登場する妖怪が変化した姿だ。依代として使われたのが「招き猫」なので一応縁起物かな?「夏目友人帳」は1期から見ていたアニメで、妖怪と妖怪の見える少年の出会い、別れ等の日常を綴ったものだ。アニメは、3DCGの題材探しで見ているが、このアニメには、美少女もロボットもメカも出てこない。こういったアニメは通常パスするのだが、このアニメだけは、全体の雰囲気とにゃんこ先生が好きなので見ていた。「続 夏目友人帳」は今期から始まった続編である。




My ニャンコ先生+主様

黒い猫は、不吉であると言われるのは、海外から入ってきた風習で、日本では黒い猫は、病魔を退けると言われていたらしい。病人に黒猫は付きもので、黒猫と一緒に療養すれば、病気が早く直ると思われていた。洋の東西で、逆の発想である。招き猫の手も、外国の観光客用の招き猫は、手の甲を前面に向けた物が売られているらしい。「おいで」「あっち行け」のジェスチャーが、洋の東西で逆だからだね・・・

私の住む東南アジア地域では、十二支に猫が登場する国が多い。日本では、鼠、牛、虎、兎・・・だが、鼠、牛、虎、猫・・・となっている。同じく十二支が伝わったロシアの一部地域でも、鼠、牛、虎、猫・・・となっているらしい。今でこそ、ボピュラーなペットの猫であるが、十二支が制定された時代や、十二支に動物が当てはめられた時代に猫が少なかった、またはボピュラーではなかったので、十二支に猫が登場しないという説がある。日本でも江戸時代には猫は貴重だったらしく、首輪に鈴を付け、紐で逃げないように繋いでいたらしい。招き猫の首輪(前垂れ)と鈴は、その名残らしい。

最後に、このブログを見て下さっている方々、今年もよろしくお願いいたします。